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ブラジル

ブラジルは、BRICS(かつてはBRICs)の一角として、かねてより国際社会の注目を浴びておりましたが、近時は、製造業を中心として、日本を含む先進諸国にとって魅力的な新興国市場として益々その重要性が増してきております。ブラジルは、わが国と同様の「大陸法」系の法制度を有する国家に属するものの、憲法も含めた各法令について頻繁に改正・解釈変更がなされるほか、煩瑣かつ長期間に及ぶ許認可手続や、労働者保護に極めて厚い労働法が存在している等、その実質・運用においては大きな差異があります、現地に進出しようとする企業にとっては、他国同様に法的な面からのサポートを受けることが極めて重要であると考えられます。 ブラジルにおいては、歴史上の沿革もあり、日系人弁護士をはじめとする日伯間の架け橋となる法律事務所も一つならず存在しておりますが、日本側における法律事務所との連携を行うことによって、より円滑・確実な現地進出や紛争処理等が可能となります。 当事務所では、他の中南米諸国と同様、現地の法制や日本企業が実務上直面する問題等の動向を注視しながら、現地の法律事務所等とのネットワークを構築し、日本企業が現地に進出する場合の投資、行政対応、契約締結交渉支援、リスク管理、紛争解決等の分野で助言を行っております。

関連法律情報(アジア経済法令ニュースより)