中国新法令ニュースを更新致しました。
2007.07.31
- 薬品登録管理弁法(国家食品・薬品監督・管理局 2007年7月10日発布、2007年10年1日施行)
改正された「薬品登録管理弁法」は、真実性の査定を特に強化しており、申請資料及びサンプルの真実性、科学性及び規範性を制度から保証し、薬品の研究製造及び登録申請における偽造行為を厳格に取り締まり、薬品の安全性を源から確保するものである。同時に、監督権力制約メカニズムを強化し、一部の国家局の職能を省局に行使させるべく委譲し、新薬証書の発行範囲を整理し、薬物の新規創造の価値をより一層発揮させ、低レベルの重複を制限し、薬品研究製造及び登録申請における偽造行為を厳格に取り締まる。(上海事務所・顧麗萍律師) - 外国投資家による不動産業への直接投資に係る審査・認可及び監督・管理のより一層の強化及び規範化に関する商務部等の通知(商務部、国家外国為替管理局 2007年5月23日発布)
2007年5月23日に、商務部及び国家外国為替管理局は、連名で「外国投資家による不動産業への直接投資に係る審査・認可及び監督・管理のより一層の強化及び規範化に関する通知」(以下「通知」という。)を発布した。これは、昨年発布した「不動産市場外資参入許可及び管理の規範化に関する意見」につき、中国政府が制定した第三の比較的重要な運用に係る文書である。「通知」は、商業的存在の原則及びプロジェクト会社の原則につき再度言及しただけでなく、いかなる形式による固定投資回収をも厳禁し、迂回投資を厳格に統制し、更に原外国投資家投資不動産企業の審査認可設立手続についてより一層厳格な届出要求を提出した。「通知」の実行により、外国投資家による中国不動産への投資(特に高級不動産)は、更なる厳しい統制を受けることが予測され、中国の不動産業へ参入しようとする海外投資家にとっては、間違いなく参入のハードルが高くなり、実務の難度も増すこととなる。