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各国新法令ニュース

中国新法令ニュースを更新致しました。

  1. 外国為替指定銀行の対顧客先物為替決済・売却業務及び人民幣と外貨とのスワップ業務に関係する外国為替管理問題に関する国家外国為替管理局の通知(国家外国為替管理局 2006年10月20日発布・施行)
    本通知は、国内機構の日増しに強まる為替レートリスク回避の需要をより一層満足させ、政策実施からの1年間に出現した新しい状況を考慮し、取引に便宜を図り、運用を簡素化し、科学的に管理するという原則に従い、関連する問題について明確にした。

    (上海事務所・薛洋律師助理)
  2. 関連企業間業務取引移転価格決定に係る税収管理に関係する問題に関する国家税務総局の通知(国家税務総局 2006年9月28日発布)
    経済のグローバル化の発展に伴い、多国籍企業が移転価格決定を利用して租税徴収管理を回避し、国家の租税徴収に影響を及ぼしている。当該「通知」は、関連企業間の移転価格決定に係る税収管理について規定したものである。

    (蘇州事務所・丁亮亮律師)
  3. 音響・映像製品卸売、小売及び賃貸管理弁法(全部改正)(文化部 2006年11月3日発布、2006年12月1日施行)
    インターネットによる音楽配信や海賊版の存在により音響・映像製品販売の環境が大きく変化していることを受け、また、正規版の流通網建設を促進するため、当該管理弁法では、音響・映像製品業種への参入基準を低くし、特にチェーン経営における制限を大幅に緩和すると同時に、直営経営チェーン店の審査認可手続を簡略化するなどの改正がなされた。このほか、各種の違法行為の法律責任を明確化し、処罰規定を詳細化している。

    (大阪事務所・池上里子パラリーガル)
  4. 増値税専用インボイス使用規定(全部改正)(国家税務総局 2006年10月17日発布、2007年1月1日施行)
    金税プロジェクトの実施に伴い、現在、全国では増値税偽造防止税統制システムを用いた増値税専用インボイスの発行が普及し、従来の手作業による発行を対象として規定された専用インボイス使用に関する管理措置は、その多くが必要でなくなっている。このため、国家税務総局は、現在実施している専用インボイスに関連する文書につき整理をし、2006年10月17日に新しい「増値税専用インボイス使用規定」を発布し、手作業による発行に関連する条項を削除し、納税者の専用インボイス使用の申請プロセス、手続及び申請資料をより一層簡素化し、インボイス紛失等の問題について、使用者の便宜を重視した管理を実行し、かつ、その他の頻出する専用インボイス使用における問題につき、詳細な規定をなした。当該規定は、2007年1月1日から施行されている。

    (北京事務所・崔雅南律師助理)