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2006.07.11
- 知的所有権資産評価管理業務の強化に係る若干の問題に関する財政部等の通知(財政部、国家知的所有権局 2006年4月19日発布)
知的所有権資産評価の管理を強化するため、財政部及び国家知的所有権局は、連名で「知的所有権資産評価管理業務の強化に係る若干の問題に関する通知」(以下「通知」という。)を発布した。「通知」は知的所有権資産評価の範囲及び評価機構の資質を明確にし、各地に業種管理を強化し、業務執行の品質、業種の信用力及び影響力を向上させるよう要求し、業種自律組織に専門的指導及び自律的管理の強化をするよう指導している。「通知」の発布は、知的所有権評価範囲の拡張、知的所有権評価行為の規範化、知的所有権評価管理の強化について積極的に作用し、資産評価の専門化の深化に対して大きな意義をもつことになる。(上海事務所・孫毓琦律師) - 国有商業銀行会社統制・管理及び関連監督・管理指針(中国銀行業監督・管理委員会 2006年4月18日発布、2006年4月24日施行)
新しく発布された「国有商業銀行会社統制・管理及び関連監督・管理指針」は、広義の会社統制・管理から始まり、特に国有株式制商業銀行が特定の方向転換をする際に存在する会社統制・管理の欠陥に対して、現代金融企業制度に適合させるための会社統制・管理建設に係る10の要求を提出するとともに、改革の考査及び監督のための各指標並びに検査報告制度を明確化しており、国有商業銀行の株式制度改革目標の実現確保について重要な現実的意義を有する。同時にこの指針により、5大国有銀行におけるより一層の会社統制・管理の完全化が促進され、これらが段階的に、資本が充足しており、厳密に内部統制がされており、安全に運営されており、サービス及び効率・利益が良好であり、国際競争力を有する現代化された株式制商業銀行に改造されることが期待される。(上海事務所・薛洋律師助理)