アジア経済法令ニュース

2012年12月31日に、ロシア連邦における外国市民の法的地位に関する連邦法律への変更の導入に関する連邦法律（2012年12月30日付No.320-FZ）が、施行された。今回の法改正により、ロシアに一時的に居住する許可を取得した外国人は、労働ビザを取得せずにロシアで働くことが可能となった。その他、外国人高技能専門家の招聘手続に関する条項においても改正が行われた。今回の改正の主要条項は、次のとおりである。

1. 第8条5項
   （居住許可証の発行及び延長手続方法に関する条項を追加）
2. 第8条7.2項
   （連邦法律No.320-FZにより失効）
3. 第13.2条6.2項
   （高技能専門家の招聘申請書の提出方法に関する条項を追加）
4. 第13.2条17.1項
   （高技能専門家の労働ビザ申請の提出機関に関する条項を追加）
5. 第18条3項
   （外国労働力の招聘及び利用に対する許可に関する条項を追加）