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ウズベキスタン

1. ウズベキスタン法令関連実務の現状

当事務所では、中央アジア地域における日本企業の海外進出案件についてもその業務対象としており、とりわけウズベキスタンについては、現地公用語であるロシア語及びウズベク語を母語とし、現地法にも精通した外国法研究員のほか、ロシア語対応が可能な日本の弁護士が、日々法令等の改正動向を追跡し、日本企業に対して情報提供を行っております。 ウズベキスタンは、6000万人を超える人口を擁する中央アジア経済の中心地として、また、ロシア南部から西アジア全域へ広がる広範な経済圏進出の橋頭堡として、今後益々その重要性を高めていく地域であると考えられており、当事務所も継続してその動向に注目して参ります。

2. ウズベキスタンにおいて事業活動を行う際に関連する主要な法令

ウズベキスタンにおける法令は、「規範的法規に関する法律」(2012年12月24日施行No.342-ZRU)によれば、7種類の規範的法規に大別されます。具体的には、①憲法、②法律、③国会両議院の決定、④大統領令、大統領決定及び大統領指令、⑤内閣決定、⑥各省庁の命令・決定、並びに⑦地方自治体の決定がこれにあたります。 ウズベキスタンの法令データベースによれば、同国においては2015年4月時点において合計1282の法律(改正法等を含む。)が制定されておりますが、以下、外国企業が同国で事業活動を行う際に当該外国企業との関連性が特に高いと思われる主要な法律を紹介します(順不同)。
ウズベキスタンに進出する日本企業にとって関連する主なウズベキスタン法令